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2019年11月

2019年11月23日 (土)

第18話 「決戦の谷間へ!」の巻(その4)

2181-up-up

やかは、操縦席のコントロールパネルにある、各種探知機の表示を見ながら
アフロダイ Aを、妨害電波の発信元へと走らせていた。

さやか「あっ!妨害電波対策装置の効果てき面だわ!」
    「もう、
探知機に反応がある!」       
    「これは、甲児くんが言っていたヘルカーに違いないわ!」

さやかは、目視で敵を確認することはできなかったが、探知機の反応から、
周囲には5台のヘルカーが潜んでいて、アフロダイAを包囲していることがわかった。

さやか「さあ、隠れてないで出てらっしゃい。」
    「そこで待ち伏せしているのは、わかっているのよ!」

少し間をおいて、あしゅら男爵率いるヘルカー部隊が、隠れていた岩陰からが出てきた。

さやか「やったわ! アフロダイAが、敵の待ち伏せを見破ったのは、初めてよ!」

さやかは、敵の待ち伏せ作戦を見破ったことに、思わず歓喜の声をあげてしまった。

あしゅら「よくぞ、待ち伏せ作戦を見破ったな。」

さやか「人は、常に成長しているのよ。」
    
「いつまでも、あんた達の罠に引っかるような、弓さやか様ではないわ!」

あしゅら「バカ女のくせに生意気な。」
     「バカ女はバカ女らしく、罠に引っかかって、”悶絶大潮吹き” でもしてる方が
、お似合いだぞ。」

さやかは、あしゅら男爵の発言で、研究所の目の前で、さらし者にされてしまった時のことを思い出した。

18042

さやか「あしゅら男爵!あの時は、よくも恥をかかせてくれたわね!」

さやかは、あしゅら男爵を睨みつけた!

あしゅら「今日も、お前を研究所の目の前で、さらし者にしてやろうかと思ったが、
      
待ち伏せ作戦をみやぶられては、仕方がない、撤退するぞ!」

ヘルカー部隊が、反転して逃げていく。

さやか「あっ、このまま逃げるつもり!」
    「逃
がさないわよ!」

さやかは、操縦席のクラッチを踏みギアを入れ替えると、ヘルカーの追撃を開始した。

さやか「さあ、覚悟しなさい!」
    「いままで、散々な目にあわされたお返しを、たっぷりとさせてもらうわよ!」

いままでの恨みを晴らすべく、逃走するヘルカー部隊に対して、アフロダイAで追撃を続けるさやか!

さやか「あんた達にミサイルは、もったえないわ!踏み潰してやる!」

アフロダイ Aで、ヘルカーを踏み潰しにかかるさやか。

さやか「それっ!あっ・・・それっ!あっ・・」

しかし、ヘルカーのスピードに翻弄され、1台も踏みつぶすことが出来ない。

鉄仮面「鬼さんこちら、手のなる方へ・・わははは・・・」

ヘルカーのスピードに対応できないアフロダイAを、鉄仮面が、からかい始めた。

さやか「よくもまあ、バカにして・・・頭に来ちゃうわ!」

さやかは、ヘルカー部隊の逃走経路の前方に、少し幅の狭い谷間があることに気が付き
ヘルカーを追いかけながら考えをめぐらせた。

さやか「そうだ!」

さやかは、地元ならではの ”地の利” を生かした作戦を思いついた。

さやか「あの谷間の先は、行き止まりのはず。」
 
   「ようし、このまま、あの谷間にヘルカーを追い込んで行き詰まったところを
 
    アフロダイミサイルで、やっつけてやるわ!」

さやかは、ヘルカー部隊が谷間の方へ向かうよう仕向けるため、アフロダイ Aの走行速度を上げた。

その時、さやか同様、あしゅら男爵もまた、頭の中で考えを巡らせていた。

あしゅら「さあ、ついて来い、弓さやか!」
     「さっきの場所でも、アフロダイAごとき雑魚ロボットなど、簡単に破壊できたが、
      あの場所は、兜甲児も知っているからな。」
     「アフロダイAは、あの谷間の奥で破壊してやる。」
     「あの場所なら、兜甲児もすぐには来ないだろう。」
     「アフロダイAを破壊したあとは、弓さやか・・・どのような目に合わされるか、覚悟しておけよ。」

弓さやかとあしゅら男爵!

それぞれの思いが交差する中、アフロダイAとヘルカー部隊が、決戦の谷間へ突入した!

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(その5)の更新は、11月30日(土)です。 

 

2019年11月16日 (土)

第18話:「決戦の谷間へ!」の巻(その3)

研究所へ戻ってきた甲児だが、胸を押さえて何やら痛そうな感じだ。

弓教授「甲児くん、どうしたのかね。」

甲児「妨害電波の調査中に、あしゅら男爵と鉄仮面に襲われました。」

甲児の発言に、その場にいた全員が驚いた。
  

弓教授「あしゅら男爵と鉄仮面に襲われた?」
    「それで、甲児くんは大丈夫なのかね?」

甲児「いやー危ないところでしたよ、マシンガンの弾を何発か喰らいましたからね。」
   「でも、超合金Z繊維の戦闘服のおかげで無事でした。」

さやか「さすがは超合金Z繊維の戦闘服ね。」

甲児「戦闘服のおかげで死にはしなかったけど、マシンガンの弾が当たると、かなり痛いんだぜ。」
   「肋骨にヒビでも入ってるかもしれない。」

さやか「まったく、人の忠告を聞かないから、そういうことになるのよ!」
    「いつも機械獣を倒してるからって、いい気になってるんだわ。」
     「甲児くん、そういうのをね、 ”油断大敵” って言うのよ!」 

さっきの甲児の態度への仕返しとばかりに、たたみかけてくるさやか。
その態度に、今度は甲児の方が、カチンと来てしまった。

弓教授「甲児くん、君を襲った鉄仮面は、その後どうしたのかね?」

甲児「襲ってきたヘルカーを、光子銃で、半分は吹っ飛ばしてやりましたよ。」
   「でも 5~6台は逃げられました。」
   「まだその辺にいるかもしれません。」
   「何を企んでいるかわからないので警戒しておいて下さい。」 


さやか「お父様、丁度いいテスト材料がでてきたわね。」
    「あたしが、アフロダイAのテストを兼ねて調査して来ます。」

甲児「へえ、そうかい。」

甲児が、さやかと弓教授の会話に割って入ってきた。

甲児「先生、ヘルカーは、アフロダイAにとって実力伯仲の最大のライバルじゃないですか。」
   「さやかさんの言うとおり、丁度いいテスト材料が出てきてるってことですよ。」
   「ここは、さやかさんに任せましょう。」

そう言うと、甲児は、アフロダイAを見上げた。

甲児「さやかさん、これは、アフロダイA=ドジなロボット という汚名を返上する、いいチャンスだぜ。」
   「敵は、いても ヘルカー5台 ってところだ。」
   「油断さえしなければ、アフロダイAでも、なんとかなるんじゃないのか。」
   「アフロダイAの初勝利に向けて、せいぜい頑張ってみるんだな。」
   「それじゃあ、僕は、医務室に行ってきます。」

さやかを毒づいたことで、機嫌が良くなった甲児は、そのまま医務室へ向かって行った。

さやか「んもう、バカにして!」
    「甲児くんじゃあるまいし、あたしが、油断なんかすると思ってるの。」
    「帰ってきたらただじゃおかないから!」

弓教授「さやか、そんなに怒っていると、勝てるものも勝てなくなるぞ。」

弓教授の言葉に気を取り直すさやか。

さやか「平気よお父様、心配しないで。」   
    「最新の電子戦システムを搭載したアフロダイAに死角は無いわ。」

2181-up

最新の電子戦システムを搭載したアフロダイAの性能に自信を持つさやかは、
操縦席で余裕の笑みを見せると、その能力を試すべく、電波探知機を作動させ、
妨害電波の発信元へとアフロダイAを走らせた。

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その頃、妨害電波発信装置のある岩場周辺には、一時退避していたヘルカー部隊の残存兵力が、
戻ってきていた。

あしゅら「兜甲児の戦闘服の防御力があれほどとは思わなかった。」
     「それにしても、どうしてくれようか?」
     「ドクターヘルから、せっかく強化型バードスの杖を頂いたというのに、
      暗殺計画が失敗しましたと言って、手ぶらで帰るわけにも行かん。」
     「しかし、ヘルカ-5台の戦力で出来ることは・・・うーむ・・・」

あしゅら男爵が次の作戦を考えていると、一人の鉄仮面が走り寄ってきた。

鉄仮面「あしゅら男爵、こちらにアフロダイAが向かってきています。」


あしゅら「なに、アフロダイAだと・・・」 
     「ふふふ・・・まだ運があるな。」
     「ちょうど思い描いていた作戦がハマりそうだな。」
     「よし、鉄仮面、次の作戦を説明するぞ。」

あしゅら男爵は、残った鉄仮面たちを集め作戦会議を開始した。

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(その4)へ続く・・・ 次回更新は、11月23日(土)です。

2019年11月 9日 (土)

第18話:「決戦の谷間へ!」の巻(その2)

Ep1801-up2

アフロダイAの格納庫では、弓教授と三博士、それに、ボスと戦闘服に着替えたさやかが、
アフロダイAを見上げている。

前回の戦い で、機械獣ウーラアP9に首を切断され、落下した頭部を踏み潰されるという、
屈辱的大敗北を喫したアフロダイAの修理が完了したのだ。

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さやかは、苦しかった前回の戦いを思い出しながらも、アフロダイAの修理完了を喜んだ。

さやか「いよいよアフロダイAの修理が終わったのね。」

弓教授「今回の修理は、アフロダイAの操縦席にある精密機械と
      頭部のセントラルコンピューターの交換がメインだったからね。」


せわし「お嬢さん、それに伴い、”新型の火器管制レーダー” と ”妨害電波対策装置” を
     追加装備したんじゃ。」
    「火器管制レーダーは、機械獣との距離やスピードを計測することで、
     アフロダイミサイルの命中率を高める働きがある。」
    「これでアフロダイAも、動きの速い機械獣 や 空飛ぶ機械獣 とも戦えるぞ。」 
    「妨害電波対策装置は、ドクターヘルがよく使う妨害電波を無効化して、
     各種探知機を使えるようにする装置じゃ。」
    「それにより、敵の早期発見が可能になったんじゃ。」

さやか「見た目では解らないけど、戦闘力が上がったのね。」

せわし「これからは有視界戦闘だけでなく電子戦が重要と言われておりますからな。」 
    「最新の電子戦システムを搭載したアフロダイ Aに死角無しじゃよ。」

ボス「よかったじゃねーかよ、さやか。」 
       「ボスボロットは、このところの 狂乱物価 のおかげで、ガソリンだけじゃなく
    材料のスクラップさえ買えないから、
修理ができないんだわよ。」

さやか「確かに、このところのインフレには困ったものね。」
    「でも安心して、修理できないボロットの分まで、このあたしがアフロダイAで暴れてやるわ!」

弓教授「さやか、それでは予定通り演習場でテストをやってみようか。」

さやか「了解しました。」

そう言うと、さやかは、階段を駆け上がり、戦闘服のミニスカートを翻しながら
操縦席への登場通路を駆け抜けると、アフロダイAに飛び乗った。

その姿を下から見ていたボスたちには、さやかのミニスカートの中の白いものが丸見えだった。

ボス「うわっ!さやか、パンツ丸見えじゃねーかよ!」

弓教授「うーむ、前にも注意したんだが、なかなか直らんな。」
     「さやかも、年頃なんだし、もう少し気を使ってほしいものだ。」

下で、さやかのパンツが丸見えだったと騒いでいることなど知らないさやかは、
アフロダイAの操縦席で、発進準備をすすめている。

さやか「アフロダイA発進スタンバイ。」


操縦席には、いままでと少し違う新しいコントロールパネルがあった。
さやかは、新しいコントロールパネルを見ながら、計器点検を済ませていく。 

さやか「光子力反応炉  出力良好。」
    「ボディーバランサー異常なし。」
    「オールグリーン。」


さやかは、操縦席の操作レバーを引き、アクセルを踏み込んだ。

さやか「アフロダイA・ゴー!」

アフロダイAの全身からエネルギーがほとばしる!

アフロダイAが格納庫から出ようとした その時、研究所に兜甲児が戻ってきた。
胸を押さえて何やら痛そうな感じだ。


(その3)へ続く・・・ 更新予定日は、11月16日(土)です。

2019年11月 2日 (土)

第18話:「決戦の谷間のへ!」の巻(その1)

Ep18012  

光子力研究所を覆っている妨害電波の調査をするために、兜甲児が、ホバーパイルダーで
周辺のパトロールに出発しようとしていた。

「待って、甲児くん。」

戦闘服に着替えたさやかが、甲児に話しかけて来た。

「どうしたんだい、さやかさん、戦闘服なんかに着替えて?」

アフロダイAの修理が、まだ終わっていないと思っている甲児には、
さやかが何故、戦闘服を着ているのかわからなかった。

「アフロダイAの修理が完了したのよ、今から起動テストをやるの。」

「もう修理が終わったのかい?」
「今回は、大修理だって聞いてたから、まだだと思ってたよ。」

「今回の修理は、操縦席の精密機械とコンピューターの入れ替えがメインだったけど、
 もう終わったらしいわ。」
「甲児くんは、妨害電波の調査に行くんでしょ。」

「ああ、きっと あしゅら男爵かブロッケン伯爵が、何か企んでいるんだろうけど、
 レーダーが狂わされているから、ちょっと調査に行ってくる。」

いつも、あしゅら男爵とブロッケン伯爵の罠にはまり、散々な目にあわされているさやかが、
心配そうに甲児に言った。

「気をつけてね甲児くん。」
「あしゅら男爵もブロッケン伯爵も卑怯な手を使うわ。」

「ヘン、心配すんな、お前さんとは違うよ。」
「人のことより自分のことを心配するんだな。」

甲児は、さやかをバカにしたような態度で、忠告を軽く聞き流した。

「まあ、せっかく人が心配して言ってあげてるっていうのに!」
「もう、知らない!」

さやかが、怒っていることを気にすることもなく、甲児は、妨害電波が出ていると思われる、
富士山麓周辺の調査に、ホバーパイルダーで出発した。

富士山麓にある岩場上空に到達した甲児は、すぐに岩場の影から伸びる不審なアンテナを発見した。

「あれは何だ?」

甲児は、そのアンテナ付近に、ホバーパイルダーを着陸させ、パイルダーから降りると
その不審なアンテナに接近した。

「む!」

気がつくと周囲を鉄仮面にかこまれている。

「やっぱり妨害電波は、ドクターヘルの仕業か!」

「兜甲児、死んでもらうぞ!」

兜甲児に向けて、マシンガンを撃つ鉄仮面。

鉄仮面が撃ったマシンガンの弾が、胸に命中し倒れこむ甲児。

「やったぞ!ついに兜甲児を倒したぞ。」

死亡確認のため、鉄仮面が倒れている甲児に近づいてきた。

「うわーっ!」

次々と倒れていく鉄仮面。

その様子を、あしゅら男爵が、後方のヘルカーから見ていた。

「なんだ、何が起こった?」

倒れていた甲児が起き上がる。

「残念だったな、あしゅら男爵。」
「この戦闘服は、超合金Z繊維で作られているんだ。」
「そんなマシンガンの弾じゃ撃ち抜けないぜ!」

甲児の光子銃で、次々と鉄仮面が倒されていく。

「こうなったらヘルカーを出せ!」

 あしゅら男爵の指示で、近くに隠してたヘルカーに乗り込んむ鉄仮面。

「これでも喰らえ!」             

光子銃で、接近するヘルカーを破壊する甲児。

あしゅら男爵は、光子銃の威力に驚き逃走を開始した。

「何という破壊力だ、いったん退くそ。」

甲児が撃ち漏らした、数台のヘルカーが逃げて行く。

「チッ!逃げられたか!」
「しかし、光子銃のエネルギーを使い過ぎたな。」
「これ以上、戦闘が続くと危なかった。」 

鉄仮面を撃退し、緊張がとけたことで、急に銃弾を受けた所が痛みだした。

「いたたた・・・いくら超合金Z繊維で銃弾を通さなくても、やっぱり痛いよなー。」   
「こっちも研究所へ帰らせてもらうぜ。」

甲児は、胸を押さえながらもパイルダーに乗り、研究所へ向けて飛びたった。

(その2)へ続く・・・ 更新予定は、11月9日(土)です。 

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